ジェローム神父 (ホラー・ドラコニア少女小説集成)を買う

 大学の構内にこじんまりとした店舗を構える学生生協にて、注文していた書籍
ジェローム神父 (ホラー・ドラコニア少女小説集成)」を買う。
 これを購入するそもそものきっかけはとある雑誌に掲載されていた紹介記事からなのであるが、ここではその雑誌については細かく言及しないでおく事とする。
 まあ、訳も無くこんな特殊な種類の本を買うわけも無い。
 これを買うという行為は、かなりのリスクを背負う。
 すなわち、私なりに平穏無事に暮らしていた生活空間が一変してしまう可能性を秘めており(いうまでもなく、往々にしてこの手の本を購読する人物に対して云われなき迫害を行うのが市民というものであるからだ)、なおかつこうした本は内容されている情報量に対して、分不相応に高い値段をつけられている物が多いということである。