2004-11-01から1ヶ月間の記事一覧

終わる世界

メンテナンスは大きなバグを消して新しい小さなバグを生み出す作業である。人が行う以上どこかで小さなミスは生まれる物だし、それはいつまでたっても終わらないイタチごっこだ。 商人には、そのバグが恐ろしい敵となる。 個人個人の持つキャラクター情報は…

売上

月末と火曜日のメンテナンスに共通する事は、決算である。 社会的に見て、月末は給料日が集中しているといっても過言ではないのではないだろうか。月の始めに払うにしても、どちらにせよ会社からみれば一つの区切りであろう。それがROで商人をやっている人…

蚤の市をなぜ行うのか

原価を下回れば利益は上げようがないし、上回りすぎれば逆に売れないというのが商売の宿命であるが、ゲームにおいてもそれはいえる事である。しかもゲームはそれを行う時間が限られているからこそ余計に効率よい商売をしたくなるのが人情であろう。 あれ?じ…

まあ、行かないけど

現実世界の話ではなく、ラグナロクオンライン(以下、RO)というオンラインゲームでの話である。夏休みは暇な時間はこれで潰したものであるが、最近はサークルや大学、そして冬休みに向けてのバイト探しに結構時間が取られてしまい余りやる暇がない。火曜日…

安いよ安いよ

某ショッピングセンターでは、月末に5%OFFのセールがあるらしい。というか月末というと今日な訳だが。特に買う物もないので*1、ああ、今度からあそこで何か買うときはは月末にしよう、と思ったり。 ちなみに、火曜日は毎週決まって大安売りをしている場所が…

最後に

冒険とは、それに価する者が行って初めて冒険といえる。そんな言葉をいつだか小説で読んだことがあるのであるが、最低限冒険に必要な物を所持していない冒険者などただの間抜けである。餓死しようと溺れようと病魔に蝕まれようと知った事ではない!(おおいば…

冒険者は正義の味方なのか

ぶっちゃけた話、ファンタジーで冒険といわれる物の殆どは魔物退治か墓荒しである。たまに戦争や自由のための闘争とか気の効いたものがあるが、T&Tでは前者の二つで十分だと思っている。それでは、魔物退治は良い行いか?確かに魔物と呼ばれる者たちは人…

隣人と怪物

コボルト*1、というのはしばしばドワーフ*2の天敵として扱われるようである。T&Tではどうか知らないが、取りあえず彼らがドワーフ語を話すことだけはわかっている。言葉を話すところからわかるように、知能もさほど悪くは無い。 フェンタジー作品をみてみ…

迷路と暗闇

まあ、そんなわけで3〜4人のキャラで探索するのに適当なダンジョンを作成しなければならないのであるが、道にもトンネル=坑道=鉱山、という発想から場所は寂れた街の今は使われていない鉱山という発想で決定。そこでふと思ったのだが、坑道にある罠って一…

陰謀また陰謀

先週の土曜に、ネーター氏(id:nightst)の「甘言」によりT&T*1のGMを勤めることを了承させられてしまった。せっかくなので思うさま配下の盗賊達(中身はどうだか知らないが)を使ってプレイヤーを戦々恐々とさせてやろうと思う。 まあ、歴戦の蛮族にはかな…

子供が戦っているのは?

彼らが勝負であれほど一喜一憂する様は、本来なら死ぬ可能性のある闘いで敗北していながら、おめおめ生き延びている事からくる屈辱から、と曲解できなくもない。もしかしたら彼らが決闘と称して(#4)戦っているカードと、実際に資格保有者が使用するカード…

さあ、勝負だ

まず最初に、カードゲームが漫画の世界のように重視されるからには、恐らくカードを扱う人間はそのための資格を持っているのか、もしくはカードを使った勝負が生死に関わるほどの大事だという仮定のもとで話した。いわばカード一組(専門用語ではデッキと称さ…

二人の馬鹿とカード

最近、嫌な事が多いせいか久しぶりに文章を書くのが楽しくなってきた。思うに、私は逆境に置かれるとこういった作業に逃避する癖があるようである。 まあ、それは兎も角。 カードゲームの新しいシリーズが発売された(#1)という話を知人として、その場のノ…

トーキョーN◎VAリプレイ(仮題)後編

蛇足ではあるが、色々読んで頂きたいことがある。 色々な意味で「止まれない」男、ジョウ・ササキ。まずはこのリプレイは些か脚色してある上に、あくまでキャラの視点で物事を書くように心がけている事、事実とは違う個所が多々ある事、この2点を納得した上…

走れメ○ス

トーキョーN◎VA The Detonation公式シナリオ 「Lightning Tour」 をプレイしました。ピコー氏の日記(http://d.hatena.ne.jp/alphasciesca/)にも紹介されているので二番煎じなのですが、軽くリプレイでも書いておこうかと。シナリオ自体はN◎V…

正義の見方

正義は警察の領域である。少なくとも表向きは法の裁きで全ては拘束されている。 しかし、サイバーパンクでの正義は街のルールではないだろうか。 人を物のように取引しておきながら世間に人権を訴える慈善家などいないだろうし、超技術の中心となるのは企業…

人の定義

人とは、自己を明確に示す「情報的に」確かな証拠をもち、経済的に(名目上は)企業や国家に貢献しうる存在の事を指す。例えそれが作られた物であっても、機械任せのこの世界では問題にはならないのである。 逆に、それが維持できなければそれは存在しない人で…

サイバーパンク

未来社会を舞台にした物語のジャンルの一つ、サイバーパンク。その中でよく出てくる単語の一つに、スラム街というのがある。 高度に成長を遂げた技術と、それによって複雑化した人間社会の生み出す歪み。人権を無視される最下級の人種が集まって生まれるごみ…

妄想

今、彼の部屋には、彼のほかに本当に誰もいないといいきれるのか?もしかしたら彼の言う「トイレの精」(一応髪が長いというので女性という事になっている)が彼を後からこっそり覗いているのかもしれないじゃないか。彼の姿は部屋には無く、部屋にはなぜかび…

そもそも、何だそれは

私が彼のアパートでトイレを借りた時、様式便座の排水溝の奥から髪の毛らしき物が見えた事があった。黒くて長い、明らかに抜け毛とは一線を画する量の髪の毛が、だ。 怪奇現象は初めてであったが、当時の私は何を考えていたのかそのまま小用をたしてから彼に…

ある日のこと

知人に、よく戯れに妄想を口にする人物がいる。 自分はギターが弾けるだのピアノを奏でられるだの、うちのトイレにはトイレの精がいるだのという脈絡の無い話だ。 今回はトイレの精について書いてみよう。

被虐的快楽

快楽を得るとは、すなわち幸福感を感じるという事であるのは確かだ。刹那的な快楽であっても、それを得た瞬間、それを維持している間は正に幸福な状態なのではないだろうか。 では、被虐的快楽とは一体何なのだろう。 被虐的とは、文字通り肉体的、精神的に…

恥ずかしさ

羞恥心が被虐的快楽を生むというのは古来より続く妄想の一つであり、SMなどというそう言った類の性的快楽を求める手段が存在する以上確かにそれは確固として存在するのであろう。これはただの冗談で書いているのではなく、個人的考察である。 羞恥心と一口…

特殊な状況

さて、早くも2度目となる記帳であるが、この文章は実のところ前回の日記を書いてすぐに書かれた物である。よって正確には15日の日記である。 だがしかし、あれ以上書き連ねても読みにくいだけなのであえて16日の日記に書く。無論消すと言う事はしないの…

ひらきなおりの研究

「深淵を覗くなかれ、汝がそれを覗く時、深淵もまた汝を覗き込んでいるが為なり」 とか、そんな感じの言葉を言っていた偉人もいたようであるが、「特殊な性的倒錯」などと呼ばれるものをあえて深く知るというのはそれはそれで面白い事だと私は考える。むしろ…

死体愛好家

私はTRPG(この略称は個人的には好きではないが)愛好者だ。そして暴力が正義の名のもとに行使されることが往々にしてあり、場合によっては暴力は日常の一コマであるようなゲームも世界には存在する。 私は、アイテムで「死体」を持てるゲームというのに最…

リスクを侵す価値

ではなぜ、そんな一般的学生としてはあまりに犠牲の多い行動を取ってまでこの本を購入したのか?そしてこの本にはそれだけの価値があったのだろうか? まず、二つ目の疑問だが、正直に言うとリスクの割に得られた利益は少なかったと言える。 そして、一つ目…

ジェローム神父 (ホラー・ドラコニア少女小説集成)を買う

大学の構内にこじんまりとした店舗を構える学生生協にて、注文していた書籍 「ジェローム神父 (ホラー・ドラコニア少女小説集成)」を買う。 これを購入するそもそものきっかけはとある雑誌に掲載されていた紹介記事からなのであるが、ここではその雑誌につい…