子供が戦っているのは?

 彼らが勝負であれほど一喜一憂する様は、本来なら死ぬ可能性のある闘いで敗北していながら、おめおめ生き延びている事からくる屈辱から、と曲解できなくもない。もしかしたら彼らが決闘と称して(#4)戦っているカードと、実際に資格保有者が使用するカードは使用が違うか、全く別物かなのであるのやも知れぬ。
 こういった内容を話す前に、
「何そんなバカな事を真面目に話してるの?頭は大丈夫?」
 と茶化されて話はお昼に何を食べるか、という事に移ってしまったのだが……たまにはこんな馬鹿な議題で討論するのも楽しいかもしれない。

注釈

#1
 世界各国で人気のある某カードゲームasin:B00028EW7W(リンクはゲーム機ようソフトの物)が日本を舞台にしたシリーズを発売した。ゲーム上で使う上ではまだまだ難解な点が多く、また購入してすぐ対戦できる構築済み、と呼ばれるセットは弘前では不評だったらしい。
#2
 上で紹介したゲームでもそう呼称されている。興味がある人は、「デッキ」という単語で検索してみるのも良いだろう。今日本で発売されているカードゲームの種類に驚く事うけあいだ。
#3
 簡単に言うと、発狂したコンピューターを誤魔化し、自分の命の為に他のプレイヤーをいかに蹴落とすかというゲーム。私はある紹介文(http://www004.upp.so-net.ne.jp/babahide/library/paranoia.html)を読み、魅力に引かれはしたもののプレイしたいとは思わなかった。マザーコンピューターに嘘がばれると、どこからともなく殺人レーザーが飛んできてプレイヤーのキャラは死亡する。
#4
 遊びの王様を自称する漫画の作者が考案したゲームは、恥知らずにも自分たちが盗作したに等しい立場にありながら「デュエル」という用語は私達が最初に使い始めた物だ、として訴え、某カードゲームの会社にその単語を使用することを止めさせてしまった。作者は漫画を掲載していた週刊誌の中で「私は〜をモデルとしてこのゲームを作成した」と公言していたのに……裁判の世界は謎に満ちています。

2004年11月25日 木曜日 別にカードゲームが嫌いなわけではないよ、と言い訳しつつ
                                    虫食いパン