問題の解決法

 TRPGで、会話を楽しめないというのは微妙な話だし(だって、TRPGのTはテーブルトークのTなんんでしょう?)既製品の電子ゲームにはない「自分なりの解決法を考える」必要があるからこそ楽しいとも言える。
 個人的な見解を言わせてもらうと、敵に寝返るのも、逆に説得するのも、プレイヤーの自由であると思うわけである。もっとも、そんなアクロバティックな行動が必ずしも成功するとは思えはしないが、「システムに文句を言える」「即座に変更が効く」という点でとても柔軟であるのが魅力であろう。
 では、そんな自由なゲームの中であえて自分以外を演じる理由は余りないような気がするのである。少なくとも一本筋のとおった世界観がない場合は、「ジャンキー・チュン*1」みたいなふざけたキャラで普段出来ない、しかし、「自分のしたいこと」をしてみるのが面白いと思うのである。
 まあ、私の場合それは「他の何かを使って自分だけ利益を得る」という卑怯な戦い方であり、「力で敵をねじ伏せたい」という野蛮で幼稚な願望であり、矛盾したそれらの混在するチンピラなのである。*2

*1:2004/12/1の日記を参照

*2:むしろ、そのとき呼んでいる小説などにとても影響される、ヒーロー的な何か、かも知れない