と、まあ

 冬に、それも夜道を歩いているとどうにも色々な物に“惹かれ”てしまう。気分がハイになるというか、落ち着かない気分になってくるのだ。
 雪が降り積もった道が、夏よりも明るいせいかもしれない。月の光が遮られているような日でも、雪は電灯の光を反射して道を明るく染め上げてしまう。それが夜とは思えない光景を作りだし、心の奥底にある何かを浮かび上がらせるのであろう。
 だから最近は、仕事帰りの夜道が楽しくて仕方が無い。半刻で帰れるものを一時間かけてゆっくりと帰る。夜道を散歩しながら帰ると言うのも“おつ”なものだ。
 これで隣に誰かが居てくれたら言うこと無いんだけどねぇ……というオチ。

2005年1月23日 日曜日 バイトの休みが嬉しいというのはこう言う事か、と実感していたり
                                    虫食いパン